クリの木を拭き漆で仕上げました。
w420×d210~160×h9 dに関しては物により変わります。写真は一番広いところで210
狭いところで160となります。
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KOJIMAYAが工房を構える箕輪町の地域おこし協力隊員さんから和菓子を乗せる木のお皿が欲しいとの依頼がありました。もう少し話しを掘り下げて聴くと、抹茶を点てて上生菓子と食べられるお店を始めるとのこと、昔でいう茶屋をやるという事でした。イベントなどの露店営業が主だと言う事で、茶碗と生菓子が同じお皿に乗った方が扱い易いのではと、提案させて頂き、お皿兼お盆の役目も果たすことのできる折敷(おしき)をお薦めしましたところ、即了承いただき採用いただきました。木の樹皮を剥がした部分の有機的なラインのことを「自然の創り出した造形美」と言い出したのは2015年の頃からでしょうか、、とにかく通称木の耳と言われる部分を一辺にだけ露出させて、他の部分は直線の構成にして、視覚的に有機的なラインを際立たせる効果を狙っています。四角を隅切りすることで全体に締まりがでます&角が尖っていると危ないので隅切りしてます。また三辺を斜めにカットすることで置いた場所、例えばテーブルトップから切り離されている見た目の印象となり浮遊感?が凛とした佇まいを成立させています&折敷を持ち上げ易い様にする為の斜めカットになります。